子どもと一緒にハイキング。六甲山系の真ん中北に位置するような有馬温泉。今年の秋の六甲山系のもみじはいい。そんな六甲山でも特にイロハモミジが多いのが有馬瑞宝寺公園。カエデ群は大きな樹で落葉のあとも楽しめる。有馬の温泉街からすこし六甲山系へと登る途中にある有馬瑞宝寺公園は赤い絨毯。
六甲山系の山陰になるので、どうしてもこの時期は日中でも冷える。それでも人はひっきりなしにやってくる。もちろん海側芦屋方面
から山越えした山ガールと追っかけ山じーも多く降りてくる。また1時間程度でクルリとハイキングもできる。
いまの時期は日照時間が短いうえに、斜光角度が低いために六甲山系の北側は昼過ぎから暗い所もでてくる。温度もそこだけ下がってくる、そして淡路島沿いに風が須磨アルプスを沿って西風のごとく六甲山へと吹き付けると、もう寒くて。しかし今年は風が弱い、だから樹々の葉もぽろんっと落ちずに居てくれる。「えぇなぁ、今年の六甲山のもみじするは」となったのである。
この日は紅葉が残っていたのはドウダンツツジで、イロハモミジはもう散っていたけれど、十分紅葉を満喫できた。この公園のイロハモミジは大きくて満開のときはなかなかの圧巻なのです、ぜひ一度みなさんも。「ちょいと今年は遅かったね。みんな散ってるわ」と。
もちろん帰りは冷えた身体を有馬の金泉で暖めて。お風呂は日曜日ということもあって順番待ち状態。外国の方々も多い、英語圏とドイツ語圏、そしてアジア語圏の人がお風呂に居た。一昔前までは恥ずかしそうに入ってはった感がある西洋系の人も、いまでは共同風呂に慣れてきたのか。その点アジア系は、ふりちん状態でぶ〜らんぶらん。でも高温の湯船にはいる外国人はまだまだ少ない。「パッヘルベル:
パッヘルベルのカノン」〜『12人のヴァイオリニスト』を聴きながら。2014.11.30記@有馬温泉
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