年賀状がやってきた、やぁ。新年のあいさつくらい、明るい話題が欲しいのだけど。「町のお祭りはもう高齢化でできません」と書いてあると、がっくりきてしまう。てっだいに行こか、って気分になる。


　 できない、そんなこと無理だと役所も言っている、みたいなすべて否定からはじまるこの国では、正月くらい明るくしてほしい。「ダメかもしれません」と自己否定した段階で、アウト。


　 すべて前向き、楽しいからお祭りはなにがなんでもやる。一人でだってお面つけて踊ればたのし。俺もやれば出来るやん、ええ線いってるでー。これって人が観てなくたってたのしいかも。


　 不思議なんだよねぇ、ルールや雰囲気の方が重要な国なんだから。それによって民はどれだけ笑顔になるか、なんて考えやぁしない。年齢制限あるからとかみたいなルールで縛って、がんじがらめ。


　 お前の友だち、また鬼さんやるん？ 「今年はもうせえへんのちゃう。もうお餅もらわれへんなぁ」そっちかえ、食べ物にほんまお前は弱いなぁ。しかし今年も彼は鬼の大役を演じてる。


「友だちが鬼やってんの観ると、楽しいなぁ」そやろ「なんか自分も参加してるみたいやぁ」友だちの一世一代の晴れ姿撮ったれよ、と子どもに一眼レフカメラを持たせた。

　 撮影に燃えているが、しっかり福餅も8個もGET。正月そうそう縁起がええなぁ、末広がりのエイト。今年のラッキーナンバーやな。 山下洋輔 、日野皓正、 安達久美、岡本博文さん「信〜慈愛 Love」○を聴きながら@KOBE妙法寺追儺式（ついなしき）2013年1月3日記

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子鬼だって目がまわる→ ●