現実はすこし、
おもってたことと違う。
それはあたりまえ。
約束なんてしてないよ、
いまにも言われそうだ。
そう、誰もだれと
約束をしたかすら
忘れているのが現実だ。
いつでも会える
とおもっていた友人が、
今はいない現実。
それはすこし 遠くなった現実。
あぁあの頃と
なにも変わっていない。
とおもう、
その瞬間から
あなたはもう変わっているんだよ。
そう教えてくれる。
この現実も
実はあなたが夢見た
景色なんだから。
せつないよなぁ、
悲しいよなぁ。
まだほんの子ども。
ほんとの夢なんて
みるのまだまだ先の話しだよ。
たくさんの友といっしょに、
といっても。
残されたものはせつないよ。
手のひらから
するりとすべり落ちるかのように
誰もなにも
手を差し伸べないから放置される。
なんなんだろうなぁ、
この世の中の
社会システムと言う
幻想は。
その幻想のなかで
生身の人間は
いきつづけないといけない。
なにが起こったとしても、
加古隆さん「大河の一滴」
〜『Scene film music selection 』を聴きながら、
すぐそこの海でおきた 大惨事に心いたむ。
2014年4月@神撫山に咲くミモザ、アカシア。
花言葉は友。
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