「太鼓カッコええなぁ」とうちゃんもカッコええとおもうなぁ、と。音楽が好きな息子は、和太鼓をみて自分も叩いてみたいと。それほど、叩いている人たちの熱気が伝わってきた。ほんまええ音やなぁ。
太鼓の音は嬉しい気分にさせてくれる。そして、なんだかワクワクする。祭りに太鼓はつきもんだ。うれしくなってくる、あの音色。両親曰く、ボクも幼い頃、南の島のダンスの太鼓の音色に興奮していたそうだ。
そしておもちゃの太鼓を買ってもらって、嬉しそうに町内をポンポコ鳴らしながら歩いていたそうだ。それを見た近所の人は「子どもの赤穂浪士だ」と言っていたとか、地元だもんなぁ。本人は討ち入りではなく、ダンスのつもりだったのだが、、、
そのDNAは息子にも伝わったのか。息子をかわいがってくれてる女の子が太鼓を叩くのを聴きに行った。すごいのだ、中学生がバンバン叩いている。「ええ音やなぁ。ボクもしたいなぁ」男の子はカッコええのが好きなのだ。
不思議におもったのが、なぜか太鼓たたきはかわいい女の子の方が多いということ。ここでも女性の方が強いのか。時代を創るのはいまや女性。
兵庫県庁和太鼓部、和奏風草、 Ruri、REN神戸とアマチュア太鼓演奏家の方がたなのだが、音楽にアマチュアもプロもないとボクなんかはおもう。ええ音で感動させてくれる人は、音楽の達人なのだ。
音楽はほんま、気を楽くにしてくれる。あぁ、ええもん聴かせてもろた、ありがとう。2010.10.16記 @『打楽和奏』NHKKOBEホール
|