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「あたるはずがないわぁ」「くじ運悪いから私」と籤・幸運を引く人が多くいるのに驚く。そして「どうせ」とつく。「どうせ私なんかに幸せはこない」とでも言いたげだ。ボランティアでお手伝いをしているお祭りでのお話。


「どうせ」それは自分自身が、大事な自分のことを過少評価している証拠。それを横で聞いてると「そんな事言うわんでええのに」と思う。こっちまでどう接したらええのか困る。周りの人にも迷惑なんだと分からない。否定はええ加減やめた方がええよぉ、周りも落ちこませるだけだから。


「ええ何、なに? なに。楽しそう」と籤を引く人もいる。「お祭りやもんねぇ、楽しまなねぇ」と。楽しい気持ちになりたくて人は人だかりのなかに集まる、そして楽しそうな人を観て元気を分けてもらう。笑い顔が無いようなお祭りは、不気味だろう。


「えぇ残念、えあなた当たり?分けてよ」とそれだけで場が盛り上がる。自分が良くなくても、仲間が良ければそれでよし。集団の中にいれば、自分の不運なんて大した事は無い。青空の下に大切な仲間と一緒にいる、そして幸運にあずかれる。


 しかめっ面して籤を引くように、杓子定規に機械でも出来るであろう規則処理をするのはお上の世界だけで結構なのだ。それを見ても誰も楽しいとも思わないような空間に、人は幸せを感じるだろうか。


  ええ加減、自分さえ良ければよいなんて、こまい話しではなくて。あぁ自分にも幸運が巡ってきたから、周りの仲間と一緒に喜ぼうとおもう、そんな気になって欲しい。そのためにお祭りでは、場を盛り上げるドラや太鼓の音色が聴こえてくるのだから。さぁ、もう春だ。絢香「I believe」を聴きながら。2015.02.22@春節祭KOBE

 

 


今年も子どもと歳時記2015年
「たこ取りやま!?」@高取山
「どうした。みんな元気をだせ」@神戸長田寅地蔵
「みえない力」@加古川鶴林寺鬼追い
「鬼さんこちら」@神戸須磨妙法寺


今年も子どもと歳時記2014年
「太陽が微笑んだふたり」@須磨浜と紅葉六甲山
「落ち葉しても絵になる」@有馬瑞宝寺公園
「見ていんでな〜!」かかし夢街道サイクリング2014
「この制服カワイぃ!」@技術家庭科作品示
「しちゃダメ駄 目」@スズキコージの絵本原始力展
「The World Turns Blue」@Joe Sample
「不可能はないね」@夏の甲子園
「お地蔵さんどこにおる」@下町神戸
「大山に登られへん」@ピロリ菌

「あなたにおすすめ」@エレガントなデジタル

「aのn乗+bのn乗=cのn乗」@Fermat's Last Theorem
「空に向かってんの」@神山サイクリング
「今年もマツダスタジアム」@ほっともっとフィールドKOBE
「やる気を飛ばす」@甲子園球場の風船飛ばし
「おんなじ同じ」@御影だんじり祭り
「空にむかう心」@神撫山に咲くミモザ
「どうしたん」@神戸港に豪華客船がきた
「あっと驚く奇跡が起きる」@春はセンバツ
「佐本先生にお逢いした」@三宮のTUTAYA
「梅はええにほいするわぁ」@須磨離宮公園梅林
「そちはどうおもう」@KOBE
「鬼市」@KOBE長田神社追儺式
「あったかいですね春節」@KOBE南京町春節祭
「忘れられん日117」@KOBE東遊園地
「餅もろてきて」@KOBE妙法寺追儺式
「人の気があるから」@闇夜は去った除夜の鐘


今年も子どもと歳時記リスト

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2015年8月19日 変更
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