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「でん」捕まえたと、好きですねぇ、鬼ごっこで鬼の役。鬼という言の葉で、強くもないのに強くなった気分で子どもは鬼役を演じるのです。それがええんです。子どもは鬼が大好きです。絵本の世界では鬼は主役のことがよくあります。そして祭りでは、鬼が出てくると拍手喝采ですから、人気者。


 そして、鬼はときとして、嫌われながらも歓迎されているという、ほんとは日本では鬼はええもんなのです。成敗されるべき吉良上野介義央みたいな存在を鬼がやっつけてくれる。1-1=0、法律ではこうだからこうあるべきだ、ワル知恵がはたらくものだけが得な社会。それを自由競争という、それらしい言葉で表現し、あげくの果 ては自己責任で負け組には死あるのみ。ほんまあほらしい社会です。


  その点、鬼は情で生きてますさかい。どんくさい子をまず初めに捕まえる自分より歳の若い子から捕まえるなんて事はしませんよ。それをテン才にもならないくらいの年齢でわかってましたから。だから子どもの世界は楽しのでしょうね。


  批判ばかりして、そしたらその批判される側にあんたは立った事はあるのか?なぜそんな行動をしたか?それにおもいをはせる事はあんたの頭ではないのか?コストカットで弱いもんイジメするなんてこと、まぁ最低ですわなぁ人として。自分より力の弱い人を、みんなの前でつかまえたらあの世で浮かばれませんぜ、と子どもごころにおもったもんです。

 
  相手の立場にたってやれよと。自殺した、問題をおこした、その引き金ひくヤツがいる、人間の顔した鬼以下のやからやもんなぁ。それを原因がわからない、とか因果 関係がなんてむずかしそうなコトバで塗ったって、子どもはわかってますよ。きたねぇえヤツがいると。だから社会も信頼されなくなったんちゃうん。


  鬼が住んでるところは一説にはあの世ともいいます。いつかはろくでなしの人も死んで、あの世に行くが鬼が住んでるあの世にさえ入れてもらわれへん。まぁ人に恨みを持ったらあかん、とも少年時代教えてもらいました。そんなもん人ちゃうで、モノといっしょや、相手にするだけあほらしいと。


  秘かに鬼がブームだそうです。鬼には情があると。桃太郎の鬼ヶ島へ行ってきました。岡山から南、香川の女木島(めぎじま)が鬼ヶ島だとよばれています。地元ボランティアの方の案内付き鬼の洞窟探検が期待以上でおもしろいかった。船着き場にある鬼の博物館も無料なのに、この充実感。ありがとうございました。四国はお遍路さんのために、無償でおもてなしをしてくださる土地柄だ。旅人にとってはここち良いんだけれど、そのおもいを大切にせんと、とおもう。2009年8月14日記


子どもとともに良き日に。歳時記

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