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「須磨海水浴場にサカナなんておるん?」海水浴場って、銭湯の洗い場みたいな感覚の言葉だなぁ。それでは、自分の口に入るサカナへと結びつかんなぁ。


「どーせ近いし、ちいさなサカナがちびっと」町の前浜には小さなサカナしか居ないとおもうのが子ども。 「たいそやなぁ。おおきな網やでぇ。クジラでも獲るんか」と大人たち。それが江戸時代は、クジラも捕獲できたという。動物タンパク質がいちじるしく少なかった日本では、貴重な肉資源となったのだ。


「網のなかで釣りしたら、ぎょーさん釣れるんちゃうん」幼い子どもが言う。君は賢い!密集しているところの方が釣れる確率は高くなる、数学者に君はなれる。


「ひとりでは無理むりやけど、こんだけ人がおったらでかい網も引けるなぁ」ひとは集まることで、社会を創りだし、共に生きていけることを知った。うん君は社会学者になれる。


  ボクが子どもの頃、須磨の海はドブの水臭かった。それが底にたまり、悪臭をはなっていた。そしてなんで海は汚いのか分からなかった。自分の家の前のドブが川へと流れ込み、工場の廃液と混ざり合い排水口として瀬戸内海へとながれでていた。


  大人の頭では地図を理解して海はひとつだ、と言える。けれど皮膚感覚として、自分の町で使った水が海でサカナを育てているなんて感覚がわかない。わくのは、浜ちゃんくらいなもの。釣りをしない人にとっては、どんな海でとれたサカナかすら、想像できない。


「むかしは良かった」なんて言うが、はっきり言おう。須磨の海はむかしはもっと汚かった。犬の糞も多かった。愛犬ブームで糞を探す方がたいへんな今。昭和の時代よりすこしだけ、人は成長したということ。いま組織の中では保身のために思考停止の人が多く、赤信号みんなで渡れば式で、また垂れ流しているけれど。2011.9.8記@SUMAHAMA,Kobe   八代亜紀「舟唄」を聴きながら。



子どもと須磨海岸の地引き網漁に参加した。今回も大漁だった。おおきなエイ、スズキ、タイ、タコ、イカ、ハゲ、アジ、イワシ、カニ、サメ、テンコチ、、と須磨海水浴場にもサカナは居る。

今年も子どもとともに歳時記2011年
「自然のチカラ、そして人のおもい」力まずに|@兵庫運河2011.11.27
「走る愉しさ」自転車に乗って|@サイクリングフェス兵庫2011.11.13
「日だまりの中の幸せ」青い鳥|@明石公園野鳥観察2011.11.12
「ふつうは幸せに」プロのあるべき姿|@昭和の須磨の浜2011.10.25
「自分の頭を頼りに」いきるってこと|@JT将棋日本シリーズ大阪2011.10.1
「爺ちゃんは海の人」生きるおもい|@海上自衛隊2011.9.24
「協力してこそ」生きるって、こと|@須磨の海2011.9.8
「人はなにができるのか」人を看る|@四国四万十川2011.8.23
「だれのための、自分ですか」祈るおもひ|@広島原爆ドーム2011.8.6
「あの人は元気だろうか」祈るおもひ|@KOBE長田商店街2011.7.8
「あの人のおかげで」魂よ安らかに|@KOBE兵庫大仏2011.6.25
「待ってる人がいてくれる」魂よ安らかに|@深雪山2011.5.23
「これ以上がんばらんでいいよ」魂よ安らかに|@KOBEポートタワー2011.5.11
「不言実行よ、リーダーは」甦るぞ東北|@甦るぞ東北2011.4.12
「一緒に歩んでいきましょうょ」|@水上勉『櫻守』の清水の桜2011.4.10
「たのむでぇ、リーダーよぉ」ふんばろう東北|@播但線2011.4.2
「がんばらんでええんです」ふんばろう東北|@甦るぞ東北2011.3.11
「役にたってるんや」はやぶさ|@小惑星探査機はやぶさ2011.1.29
「だいじょうぶ」先生のことば|@KOBE縁日2011.1.18
「ひとりじゃない」震災の日のながた|@震災の日の長田2011.1.17
「うしろ暗いは鬼のえじき」|@妙法寺追儺式2011.1.3

子どもとともに良き日に。2010年 
歳時記リスト2010


子どもと歳時記。 2009年 
歳時記リスト2009

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