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 世界は止まってくれないが、いつか人は立ち止まる。


 たった一度だけの人生。嬉しい時間があるとすれば、大切な人と海辺を散歩することではないか。そのために海岸線はあるんじゃないか、とさえおもう。


  拾い集めた貝を大事に握りしめているから「手を繋ぐことが出来ない」ボクの子どもは幼い頃そう言った。おもしろいもんである、湘南海岸でおんなじ事を言った人を知っているから。


  ふたりで山を作ろうと。そして山くずしをするのである。大事な人と海は相性がいい。そしてある人は、波が打ち寄せてはこないだろう場所へ文字を描く。 その向こうには大きな船が走る。


  ただ船は止まっているようでもある。人の感覚はそんなもんである。いくら速く動いても、わからない。だって地球も動いてる。スペック上の事実に意味を見出さない。


  動くということは、大切な人と逢うため、大切なことを成し遂げるため。比較できやしないものを、真顔で論じる人が居る。危険だけど、安全だなんてまやかしを。ましてやお金にひとの命は換算できないと言うことすら解らんのよね。


  今年毎週須磨海岸を散歩していて感じたのは、なんだかカップルが多いなぁと。いいことなのである。昨年はほんとに少なかったから。そう1995年の夏と同じように。2012年10月27日@Sumahama,KOBE 平松愛理さん「南町から」を聴きながら

 
今年も子どもとともに歳時記2012年

「あれ、人はすること同じなんやなぁ」|2012.12.16
|「手を繋ぐことが出来ない」| 2012.10.27
「これで、いいのだ」|2012.9.22
「なんなん?おもしろそうやなぁ」|2012.8.26
|「それが続くわけじゃない」|2012.8.20
「夏になんで花火あがるんや」|2012.8.4
「真実を口にするのが憚られる」|2012.夏
「琵琶湖一周やぁ」|2012.夏
「仙台のキーパーすごいなぁ」|2012.7.7
「素敵な写 真だねぇ」2012.6.29
「フンガフガ」と潮干狩り|2012.6.大潮
「さぁ、さぁ」御影だんじり祭り| 2012.5.4
「あぁあの桜」今年最期のお花み気分
| 2012.4.7
「その日のまえに」永遠などないのだ|2012.3.11
「歌声の聴ける町」透明感ある社会がえぇ|2012.3.10
「本物」騙しは人の魂をうばう@那智黒|2012.3.5
「紀勢本線に乗ろ」和歌山が好きだ|2012.3.4
「春ょこい」今年こそお花見|2012.3.3
「またきてね」宮城気仙沼を応援するぞ|2012.2.11
「力を合わせ龍を呼ぶ」春節|2012.1.23
「奏でる未来」Ruri音楽仲間|2012.1.22
「一心合力」陸前高田から|1.17KOBE
「とりも生きてる」とりぱん親子|2012.1.4
新年、闇が取り除かれた2012年春。
「あの闇夜はもう明けた」新春|2012.1.1

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子どもとともに良き日に。
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