関西学生放送連盟主催の録音構成コンクールが1956年から開催されていました。
発足当初、 NHK大阪中央放送局、朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪が後援。
参加校は第1回から4回まで関西学院大学、関西大学、同志社、立命館、大阪商業大学で、第五回から近畿大学、第六回から大阪経済大学、同志社女子大学も加わりました。当時新聞紙上でも大きく取り上げられ「関西学生放送連盟の録音構成コンクール。この大会はデン助を肩に、自分たちの周囲や社会の表情を自由な目でとらえた作品を持ち寄り、お互いに批評し合おうとするもの」と新聞紙面
3段で1961年9月19日づけ朝日新聞に掲載されている。
コンテストは課題テーマの部とフリーテーマでの部のふたつに分かれており、それぞれで優勝大学を決定します。
第1回1956(昭和31)年
課題テーマの部
課題「学生の悩み」優勝校 関西学院大学「夏休みの宿題」
フリーテーマの部 優勝校 立命館大学「六斎念仏を訪ねて」
第2回1957(昭和32)年
課題テーマの部、フリーテーマの部いずれも同志社大学が優勝
申し訳ございません、テーマなど詳細不明
第3回1958(昭和33)年
課題テーマの部
課題「学生の素顔」優勝校 関西学院大学「学生を追う社会の目」
フリーテーマの部 優勝校 立命館大学「タンポポの花の咲く日まで」
第4回1959(昭和34)年
課題テーマの部
課題「学生の夢」 優勝校 立命館大学「夢は時代とともに」
フリーテーマの部 優勝校 関西学院大学「移りゆく熊野路」
第5回1960(昭和35)年
申し訳ございません、成績記録不明。
貴重なプログラムをOB林さんがおもちでした。
→●こちら
課題テーマの部 課題「伝統」 「淡路人形を訪ねて」
フリーテーマの部 「子供たちは見ている」 (約19分40秒)
mp.3でこちらで聞けます→●
第6回1961(昭和36)年 大阪経済大学がこの年から出品。生まれたばかりの同志社女子大学放送同好会も審査の対象に加わらなかったが作品を出品。会場@関西学院大学
課題テーマの部 課題「抵抗」優勝校 関西学院大学「エコヒイキ」 (約18分)
mp.3でこちらで聞けます→●
フリーテーマの部 優勝校 関西学院大学 「スポーツと彼と彼女」(約20分)
mp.3でこちらで聞けます→●
関西学生放送連盟第7回、優秀作品は第一回全日本学生放送連合主催「録音構成コンクール」に出品
1962年6月24日@立教大学
後援/日本放送協会、東京放送、文化放送、ニッポン放送、日本民間放送連合
プログラム
開会の辞
全日本放送連合理事長 吉田道弘
全日本学生放送連合会長 南江治郎
作品
1.中央大学放送研究会「学童と交通 事故対策」
2.同志社学生放送局 「小原台の若者」
3.東京学芸大学放送研究会 「児童雑誌まかり通る」
4.関西学院大学放送局 「或る大学四年生の記録」
5.明治学院大学放送研究会 「ちょつとお手を拝見」
第1-7回までのデータはKGB総部放送局OBOG会・寺山長門氏、林久利氏データから。
記録をお持ちの方、ぜひご連絡お願いします。他大学放送部の方からの資料提供もお願いいたします。
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