写真をクリックすると原寸大に。
また絵はがきの表面のかわいい
イラストが ご覧になれます
Be brave little one, Someone's waiting to love you. Memorial Day1.17 KOBE/2003
この神戸ボランティア絵葉書の出発点は、阪神淡路大震災。犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。そして今なおあの地震からたいへんな思いをしてらっしゃる方々、ひとりではありません、私も全壊からなんとか生きてます。私にはこんな事しか出来ませんが、ほんのすこしの勇気を持てば、確実に変わります、すこしずつですが、それが世の中だと。この写 真は2003年1月17日の8年目の時の写真。竹で作った文字にロウソクを浮かべて、その灯火で作った「1.17」が悲しく浮かび上がるのです。最近でこそあまり言いませんが、神戸はよく夜景の美し町だと昔は紹介されていました。


 




Have faith in your dreams and someday your rainbow 'll come smailing through. Dragon ,Syunsetu Festival,Motomachi,KOBE/2,February,2003
 旧暦1月1日が春節。神戸の新年はこのお祭りではじまります。しかしあの1995年には春節祭りはありませんでした。つらい年でした、しかし南京町のいつもの広場ではなんとトラックの荷台を舞台にした漫才が開催されたり、炊き出しが自然に発生したりと、被災者を勇気づけてくれました。そんな南京町の心意気にボクはいつも感動を覚えて写 真を撮っています。

2003年の春節にはなんと全長45.7メートルの大型龍が初お目見え。そして地震前にはおこなわれていたことがある、大丸百貨店神戸店の北側4車線道路を閉鎖しての演舞が再開されました。より多くのギャラリーに見ていただこうと言うこの試みは大成功、2004年の春節祭でも見ることが出来ました。頭だけでも30キロもある、この龍ですが龍舞いを披露するメンバーは小学生から50歳代まで男女合わせて約40人あまり。南京町舞龍隊メンバーは地域の方や華僑の方だけでなく「龍舞いをしてみたい」と集まったボランティアでも支えられています。こんなところにも本来の祭りの本質を感じることができるのがステキです。もちろん龍だけでなく、獅子舞も春節には欠かせません。この獅子や龍に頭を噛まれるとその年にステキなことが起るともいわれています。ぜひ、あなたも一度ご覧ください。




Always keep a little prayer in your pocket,
You're sure to see the light.
INFIORATA KOBE/2002

 おっとこれはナンだ?花びらの絨毯です。震災前から行なわれていたイベントでボクが好きなものがこのインフィオラータです。花びらで道路に絵を描くものです。ゴールデンウィーク期間前後に 、この北野坂をはじめ三宮サンパル北などで開催されています。坂道をチューリップなどの花びらで埋めつくすわけですから、それはもう色とりどりでキレイ。このころ神戸を訪れる人は必見です。季節も良いころ、この坂を登って、異人館めぐり、そして夢風船でハーブ園の風の丘でふたり・・・そんなカップルがしあわせになる?





I know you,I walked with you once upon a dream. Hydrangea hill of Mt.Rokkou,KOBE/7,July,2003
 神戸といえば六甲山。六甲山は千メートルにもみたない山ですが、もちろん百名山でもないのに、あの阪神タイガースの六甲颪のおかげでチョウメジャーな山です。その六甲は花の名所でもあります。春は桜にミツバツツジ、初夏はアジサイ、夏はキスゲ、秋は紅葉。でも一のおすすめはやはりアジサイです。このアジサイは神戸の花でもあります。ぜひみなさんも六甲の山々を自分の足で散策してみてください。おもしろいですよ。

エッセイ/六甲の風になりたい君へ







I mean the simple necessities
Old Mother Nature's recipes.
KITANO KOBE/1998
 震災から人もまばらで淋しかった異人館街も、2003年は散歩をしていて「あぁ人が増えたなぁ」と思うようになりました。それは素直に嬉しいことだと思います。人が来てくださってはじめて、あぁ自分の住む町神戸はステキな町なんだ、そう思うわけですし。その事があってそこに住む人たちもキレイな町にしようとか、これは町にはふさわしくないとか思いえがき、より一層町としての魅力を増す。それが自然な姿やと思います。あの年めちゃくちゃになった神戸の町を見たボクはこのポストカードを作るきっかけの言葉をおもて面 に印刷しています。「KOBEがみなさんにまた愛される街になりますように、願いをこめて」


 

Up you go in the burning glow,To the Stars beyond the blue.
Port of KOBE/1999

 神戸は港町でした。過去形なのは、震災以降船積み貨物の取り扱い量 も元に戻らず、いまではイメージだけの港になりつつあるからです。 船乗りの息子として育ったものとしては淋しい限りです。地震はその街のイメージだったものさえも打ち壊す、そんな強大な力を持っている、そんな思いです。 船があるから神戸の町も魅力が有るといまでも思っているボクですが。

 



2003年版ポストカード第9集2002年版ポストカード第8集新世紀版ポストカード第7集
2000年版ポストカード第6集1999年版ポストカード第5集1998年版ポストカード第4集
1997年版ポストカード第3集1996年版ポストカード第2集震災の年のポストカード第1集

製作秘話、神戸母子寮さんのお話しこちらをクリック→●

 

 
神戸ボランティア絵はがきも震災の年1995年からはじまって第10集にもなりました。
これまでたくさんの方にご協力いただきこれまでにたくさんの協力金が集まり、
印刷・郵送実費等を差し引いたお金すべてを寄付をさせていただきました。
今までのみなさんのご支援、協力、ありがとうございます。
また、これからも宜しくお願いいたします。
この絵はがきは6枚組1セット600円+ヤマトメール便80円で通 信販売しております。
第何集ご希望かと数量、住所氏名をご記入の上 メールにてご注文ください。
アドレスmacfukuda@kobemap.com

第4集から10集まで在庫あります。 またこの神戸ボランティア絵葉書を作るきっかけとなった『イブの天使の男の子』
の絵はがきも協力してくださった方へプレゼントしています。

©Mac Fukuda. All rights reserved.2004