関西学院大学総部放送局創部60年の歩み〜11期からの手紙

『11期生の現況』

 昭和39年3月卒業のKGB11期生は、卒業時には男25名、女7名の計32名という、当時のKGBでは大所帯の学年でした。現在は物故者10名、阪神・淡路大震災を機に連絡の取れなくなった1名がおり、それでも21名のメンバーを擁しています。  


  大半は現役を引退し、趣味やゆとりを満喫しのんびりとした生活(?)をしていますが、現役で休日も取れないような、仕事を趣味としているような者やボランティアに励んでいる人も3分の1はいます。


 卒業後しばらくは、浦田光男君が世話役を務めてくれており、彼の経営する酒屋の一隅にあるテーブル席を使わせてもらい、何年かに一度、同期会を開催していました。   


  このころは各々が仕事を持っている状況で、それも当然のことだったと言えます。平成6年に浦田君が亡くなった後を継いだ山本善一君・現KGB懇親サロン代表幹事が、彼の勤務する毎日放送本社1階のカフェレストランの一角に居を移し、何度か同期会が開催されました。  


  その後、メンバーがそろそろ定年を迎えようという2004(平成16)年、幹事を4人(小山、豊島、中村、山本)制にし合議で同期会の行事を推進することにしました。  


  新体制の最初の企画として、新大阪駅近くのホテルで同期会を開催。18名が集まっての盛況な会となりました。それからは4人幹事の連携が軌道に乗り、毎年のように同期会が開催されるようになりました。  


  翌2005年には、東京地区在住の同期も参加し易く、現役時代に毎年夏の合宿を行った思い出多い信州に行こうということになり、約40年ぶりの「懐かしい信州合宿旅行」を企画。蓼科に14名が集まりました。翌日は雨になりましたが車に分乗して白樺湖、車山高原と周り、諏訪湖に着いたころには雨も上がって、翌年の再会を約して東西に別 れました。


 以後、毎年のように10名を超す人数で、熱海、木曽福島と妻籠、広島と宮島、兵庫の城崎温泉と1泊旅行を実施しています。  


  旅館では夕食のあと、1室に集まって過去の懐かしい思い出話しにふけりますが、初めは知的で教養溢れる話しにお互いが耳を傾けるという、さすがKGBの卒業生らしい雰囲気で始まりますが、やがては喧々囂々、侃々諤々。複数のグループに分かれての論争が深夜におよぶという楽しい合宿旅行になっています。  


  この11期は60歳以上のKGB出身者が任意で加入する『KGB懇親サロン』への参加者も多く、こうした機会も生かして旧交をあたため続けています。
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only Japanese. 2011年8月13日 変更

©Mac Fukuda