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あすもこん
しだり桜の 枝ほそみ
柳のいとに むすほほれけり |
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兵庫大河内町の祐泉寺八重紅枝垂れ桜 |
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桜とひと言でいつても、その一本一本が人と同じように違う。ソメイヨシノしか、桜の品種を知らなかった方は、このホームページをご覧になって驚かれたかもしれない。同じように見えてもよく解らない、と言う桜もある。岐阜の中将姫誓願桜や島根の大平桜はそこだけにしか咲かないめずらしい品種だ。また、桜は春と思われがちだが、秋や冬にも咲く不断桜もある。三重の白子不断桜などがそうだ。また、同じ品種でも個体差がある。私の親父の庭の枝垂れ桜は3月下旬には咲き3月末には散っていく。枝垂れ桜はこのように、3月下旬に咲きはじめ3月末近くには満開になるものが多い。身延山の久遠寺にあるたくさんの枝垂れ桜がその代表だ。 |
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ここ祐泉寺の枝垂れは八重紅枝垂れ桜だ。お寺さんの石垣を越えて枝垂れるその姿は素晴らしいものがあり、関西、岡山の近隣県から見に来る人も多い。樹齢はおよそ100年ちかく、近年桜の勢いがなくなり、数年前に樹勢回復の処置を施したそうだ。そのおかげで1999年の春は満開だった。
大河内町は秋の大ススキの原で非常に有名だ。その砥峰高原に登る入り口にあるお寺さんでもある。この周辺のひとは、春にはこの紅八重枝垂れ桜、夏ははなしょうぶ、秋はススキと素晴らしいものがたくさんご覧になれる、うらやましい限りだ。 *このページの製作年は1999年、データ内容は当時のものです* |
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撮影は1999年4月9日
場所 兵庫県神崎郡大河内町 交通 JR播但線長谷駅下車、とほ約15分 問い合わせ先 祐泉寺0790-35-0347 |
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