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龍のような
あっと驚く 桜山
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岐阜県飛騨の臥龍桜 |
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龍が横たわっているような樹形から、名前が付いた「臥龍桜」。四本の支幹が東西20メートル、南北30メートルにわたり張り出している。南の枝は地面
すれすれを這うように伸び、しかも先端ではムクッと立ち上がっている。その部分が龍の頭だ。臥龍梅と言うのはよく見る姿だが、桜でこんな姿をしているものは珍しい。臥龍梅と言えば形が本当に龍に似ていて素晴らしいとか、よく言われるが、この桜を見ればそのスケールの大きさに驚かされ、本物の龍だと思ってしまう。神戸で南京町舞龍隊の龍踊りを見慣れている私でさえ、ここの桜の龍の舞いには度肝を抜かした。どうしてこんな樹形になったのか、山からの風が強くて地を這うようになったのか。それにしても自然の力は計り知れないものがある。曹洞宗大幢寺(だいどうじ)の前にある臥竜公園にある桜で樹齢約450年の巨木。岐阜県内ではあの根尾谷の淡墨桜に次で大きな桜。辰年の2000年にぴったりな桜、今年はこの桜を見に行くのもいいのでは。JR高山本線の車中からもその雄大な姿を見ることが出来る。 *このページの製作年は1997年、データ内容は当時のものです* |
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撮影は1997年4月23日 |
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