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春風の 花を散らすと みる夢は
覚めても胸の 騒ぐなりけり |
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山梨県韮崎の王仁桜(わにざくら) |
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今の時代個性化の時代だの、価値観が多様化しただのごたくを並べられて表現されているが、そうだろうか。私は全くその逆の野暮な時代、価値観の画一化の時代だと思う。表現方法もステレオタイプのものが多く、桜と言えばソメイヨシノで、なんじゃそれってな感じ。このホームページの桜の巨木に関しても「この桜は巨木なんですか」なんて質問が来たりする。巨木って、男性のあれが大きいというのと同じで、何をもってデカイというのか私にはようわからん。だから私が見て巨木だなぁと思えば、このホームページでは巨木になってしまう。なにも学術的にこの桜のホームページを開催しているわけではないので、それでいいと考えている。巨木の定義は一応あるらしい。が、だれも毎年その巨木を追調査しているわけでもなく、よーわからん。だっていまだに巨木の本などのリストにはもう現存しない樹が掲載されていたりする。それを見ては訪れてガッカリする私である。東頸城郡松之山町にあるオオケヤキなんて数年前に雷でやられて、もう切り倒された。でもいまだに文献では巨木として残っている。このホームページの桜の木にしても、いつまで命があるかはわからない、まぁ自然とはそんなもんだ。 |
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撮影は1996年4月12日 場所 山梨県韮崎市神山町 交通 JR 中央線韮崎駅下車、タクシーで約15分 問い合わせ 先 韮崎市観光課0551-22-1111 |
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