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いえしまコンシェルジュツアー
家島は家にいるよなここち良い島

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  2日目も、いい天気、しかし風が強くて寒い。今日は家島クルージング。家島のまわりを船で回る。寒さでダウンする人がいないと良いんだけれど。ただし定員があるのでゲストとコンシェルジュ3名だけ。他のコンシェルジュはNPOいえしまのおかあさん方と一緒に早朝から朝と昼ごはんの準備、ゲストハウスの掃除やらで、おおわらわ。



  船はやはり風でしけていたらしく、あまり良いふね日和とはいかなかったみたい。クルージングの後は家島の美しいしみず浜に上陸して、そして家島神社までの海岸沿いを散策。その間お昼ご飯隊は、鉄板を暖めて海鮮焼きそばづくり。そのヨコで焼きおにぎりも。焼きおにぎりにはお隣の島・小豆島のしょう油をつけて香ばしく。



「これ焼くとおいしいのよ」とシイのどんぐりを拾ってきてくださったNPOいえしまのおかあさん。シイのどんぐりが食べられるなんて知らなかった。壺さん曰く「シイの実、食べられるんだぁ、こおばしくてうまい。お酒のあてになる、いままで知らないで損した。寒いし熱燗あるといいねぇ」と。ところ変われば、知らないことも発見できる、これが旅の醍醐味ですよね。


  せっかくだからとお昼ご飯は、瀬戸の海をみながらという企画が、風のせいで体感温度を奪い、「さむい」「さむい」とそっちの方が気にかかる。せっかくの美味しい料理もすこし台なし。自然には勝てないのだ。寒い国フィンランドからきたティーアさんが「日本は寒い」と言ったのには、おどろいた。サンタクロースはこの寒さのなか、プレゼントを配るよね、って言うと「サンタクロースさんは太っていてひげをはやしているから」。


  寒い中でも海はやはり魅力的らしい。「海が静か」きょうは少し荒れてるよ。確かに内海の瀬戸内海はエーゲ海と呼ぶ人もいるくらい、ステキな海だ。中西くんは「瀬戸内海は地中海と同じ」と言って説明してると、「トルコは地中海に面 してる」とフセイン。さすがプレイボーイ、すぐに話しにのってくる。でも彼の住んでる町は交通 の要所の内陸部の町。


「あの海の中でいる人?なにしてるの?」って聞かれたのが、家島漁協の釣堀センター。湾に浮かべた桟橋からいけすの中のマダイ、クエ、ブリ、カンパチ、ヒラメなどの豊富なサカナを釣る。子どもでも釣れるのでファミリーもみえる。海の上に人が立っていると思ったらしい。「釣りしてみたい」と。こんどね、ごめんね。


  寒さに耐えかねた一行は、ゲストハウスのこたつに入りに。こたつではみかんを食べて、なんだか雪国の田舎の風情。
「自分の家に居るみたいな感じで、いごこちがよかった」
「電車も、バスもなくて、クルマも少ない。そんなところが日本にもあるんだぁ。自然が豊富でおもしろかった」
「静かでよかった」
「家島の人の温かさに感激しました」といえしまの魅力は静かで、海が美しく、そしてたくさんの種類の魚がいること。知られていないのが兵庫県一の漁獲量 を誇るのが家島なのだ。


 家島を去るころには、もうみんなファミリー。
「ファミリーアイランド、家島ね」
ファミリーだから、容赦なし。 鍵をしめて閉じこめるいたずらしたり。もう笑い声だらけ。「もうすこし家島にいたかった」ってコトバにジィ〜ンときたりして。

「プリーズ カム アゲイン。イエシマ」とけいこさんの英語でのお別 れに。みな涙、、、ではなく、フセインがけいこさんに駆け寄りハグ、ハグ「また来ます」。この後一行は、いえしまコンシェルジュと共に姫路城へ。充実した2日間だった。みなさんおつかれさまでした。



au revoir. オ ルボワール
Bis bald.  ビス・バルト
Hen gap lai
Moi 、Moikka モイ  モイッカ
一路平安!
Gorusuruz ギョリュシュリュズ
See you again.


MINASAN,MAINICHI TANOSHIKUNE

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©Paradiso co.,ltd.2009  大切な家島コンシェルジュの記録です、取り扱いにはご注意を。無断転載を禁じます。 2009年11月27日 mail●